外交部の陸慷報道官は14日の定例記者会見で、中国の強い反対を無視して米国が新年度の国防予算などを定めた権限法を採択したことに、強い不満を表明しました。そして、冷戦思想やゼロサムゲームの理念を捨て、中国への対抗策を実施しないように呼びかけました。
陸報道官は、「米国は、中国、そして両国の関係を正しく客観的に見るべきだ。両国関係やそれぞれの重要な分野での連携を損なわないように、『一つの中国』という原則や両国間の3つのコミュニケによる規定を守って欲しい。中国対抗姿勢を打ち出してはならない」と述べました。(朱 森)
2018-08-14